今、アジアプロ野球チャンピオンシップが開催中だが、どういう結果になるにせよ、一スポーツファンである筆者にはその結果を受け止めるしかないのだが、今こうして4年以上スポーツのブログを書いていて違和感があるのが「野球vsサッカー」という対立をさせたがる構図だ。

筆者はこのブログを通じて、自分の近くにある様々なスポーツの魅力や現場などを紹介してきたつもりだが、イライラはしてなくても(特に野球ファンには)なぜ「野球vsサッカー」という構図を無理やり作って「野球はサッカーや他の競技よりも尊い」というような煽りをするのか、筆者にはさっぱりわからない。

一方で、唐突に個人的な話で恐縮だが、今年(2017年)封切られる映画でキムタクが主人公の「無限の住人」という作品がある。

筆者は高校生時代、原作であるこの漫画に死ぬほど没頭していて、他の時代劇漫画を(当時は)認めていなかった。

その無限の住人と同時期に爆発的なブームになった侍漫画に「るろうに剣心」という作品もあった。

しかし、当時無限の住人しか認めていなかった馬鹿な高校生の筆者は、こっちを薦められても読まなかった。

しかし、翻って考えてみれば無限の住人もるろうに剣心もどっちも素晴らしいと認めれば、両方リアルタイムで楽しめたのに、筆者の偏狭な忠誠心が(自業自得だが)新たな名作を楽しむチャンスを潰してしまった。

どうしてスポーツのブログにいきなり時代劇漫画の話をしたかと言えば、野球(orサッカー)片方しか認めない、というのは、さっきの高校生時代の筆者が考えていた視野の狭い価値観に陥った、無限の可能性を楽しむチャンスを自分で潰しているのと同じだからだ。

②でもこのことについて補足説明していきたい。