Jリーグ・2017シーズンの開幕が秒読みに入ってる2月12日(日)、埼玉県さいたま市にある浦和駒場スタジアムでJ1屈指の強豪&人気クラブである浦和レッズが、Kリーグ王者のFCソウルを迎え撃つ形でプレシーズンマッチ「第10回さいたまシティカップ」が行われた。
ここで個人的なことで恐縮だが、筆者は浦和美園の埼玉スタジアム2002の方へ行き先を間違えるという大失態を演じてしまった(焼き土下座)。
浦和美園駅までダッシュで戻り、駅前からタクシーを拾い駒場まですっ飛ばし、キックオフ時間ギリギリにスタジアムに滑り込みセーフ。
そんなドタバタの果ての約8年振りに来たさいたま市。千葉で育ち、錦糸町に13年住んでいるおっさんが土地勘0の浦和へ迷いこんだ先の珍道中だった。
そんな浦和駒場スタジアム。この日はアウエー組が来ないこともあって埼スタではなく駒場にしたのだろうが、それでも11444人のサッカーファンが小春日和の中で集結した。
芝の状態はその前日のテレビで見た柏レイソルvsジェフ千葉のちばぎんカップ(世界三大カップ)での日立台の荒れまくりの芝より、鮮やかに綺麗に整った芝だった。
後で知ったことだが、このプレシーズンマッチ(野球で言うオープン戦)ではリーグ戦ではないので試合の交代枠が多いのだが、12人(!)の交代が可能。
そのため、両チーム共に前半と後半では別のチームになってしまった。
この日の浦和レッズの監督は言わずと知れたミシャことミハイロ・ペトロヴィッチが指揮を執っていた。
ミシャのサッカーはジェフがJ1にいた頃に広島の監督として、一回見たことがあった。
この時のサッカーは巧さと怖さに加え、アイデアもブレンドされた超攻撃的サッカーで、ハイスコアゲームの試合を連発していた。
そんな中での浦和レッズvsFCソウルの試合。2月28日には埼玉スタジアム2002でACLで激突する。
そうした様々な思惑の中でキックオフの笛がなった。〈②に続く〉


