前にも話したことであるが、今回スポーツを理解するのに重要なことについて説明したい。
筆者は今でこそサッカー中心のブログを執筆している身であるが、その前には2つのスポーツを見ていた。
いや、厳密には2つのスポーツにハマっていて観戦するのに「失敗」した。
子供の頃に高校野球にハマっていたが、試合とは関係ないユニフォームデザインや甲子園に出場することがないような弱小校にハマっていて、高校生の頃、野球部にドロップアウトして高校野球観戦も辞めてしまった。
その後、はじめの一歩の影響でプロボクシングにハマったモノの、これもまた「ボクシング教原理主義者」になったが、ボクサーを辞めて、ボクシング界のスキャンダラスな事件後、ドロップアウトしてしまった。
このボクシング教原理主義者の頃に当時の名門ボクシングジム会長が「ボクシングで世界王者になりたければ、四六時中ボクシングのことを考えている『ボクシングバカ(オタク?)』になればいい」という言葉を鵜呑みにして、自分の思考回路をボクシングor NOTのような二進法みたいに変えたが、結果は散々だった。
そうした前述のボクシングジム会長のジムも、もう20年以上、世界王者が誕生していない。そして今年(2017年)8月にはジム自体が閉鎖されることも決まった。
この2つのスポーツに対して失敗を続けて分かったことがあった。それはその競技のことしか考えないいわゆる「視野の狭さ」のような「近視眼」な思考というのは、他の人にも迷惑が掛かる上に、肝心の競技の中身も理解出来ないという何もいいことがない、ということが分かった。
こうしたスポーツヲタがハマりやすい近視眼という落とし穴に落ちないためには何をすべきなのか?それは近視眼ではなく「複眼」が重要なのである。〈②に続く〉