今回のタイトルにある世代こそ違うものの時代を彩った日本人スーパースター。この2人の何が共通するのか?それをこれから説明していきたい。
いきなり結論を言ってしまえば、この2人は「五輪(オリンピック)に関係なく既に凄いアスリートだ」ということだ。
ただ、それで「以上っ!」ではブログにならないので、補足説明していきたい。
今回この2人を例えに出して、しかもその共通する根拠を述べたのには理由がある。
このブログを執筆しているのは2017年1月24日であるが、ご存知の通りあと3年半で東京五輪が開催される。
筆者もこうしたブログを書いている身であるし、ボランティアに参加するか否か?は別にして楽しみではある。
人気のある野球やサッカーは見られないだろうが(余談だが1964年の東京オリンピックでサッカーを見た女性は、その会場が秩父宮ラグビー場だったという。時代を感じる)、両国国技館で行われるボクシングは見に行けるようにしたい。だから逆にボランティアスタッフになると観戦出来なくなるのが怖い。当たり前だが、そうした楽しみの要素が詰まった純粋な好奇心も当然ある。
しかし、1984年のロス五輪でユダヤ系アメリカ人ピーター・ユベロスが、入札による五輪の大会期間中に行われる独占営業権で、(文字通り)スポーツの現金化に成功させてから30年以上経ち、21世紀に入ってから、政治家や官僚・ビジネスパーソンも、スポーツを楽しむ一般市民も、この五輪というイベントを過大評価しすぎなように、筆者には見えるのである。〈②に続く〉