①では仙台89ERSとブースターとの絆や結束力について述べてきた訳であるが、②でももう少し入り込んでいきたい。

仙台89ERSも熱狂的なブースターもいるが、残念ながらそれが成績と結びついていない。9勝22敗で勝利.290で東地区4位である(ちなみにSR渋谷は14勝15敗で.483で中地区4位)。

筆者は昨年(2016年)SR渋谷の試合を何度か観戦に行ったが(この試合についてはいずれUPする)、その時は東海大学から鳴り物入りで入団した大物PG(ポイントガード)であるベンドラメ礼生(れお)が怪我で出場していなかった。

そのため生のベンドラメを見るのはこの試合が初めてであった。

その一方で後半戦の巻き返しを図りたいSR渋谷はアメリカから元NBAプレーヤー(ロサンゼルス・レイカーズ)であるセンターで213cmのビッグマン、6番ロバート・サクレの入団を発表した。

「リバウンドを制する者が試合を制する(byゴリ)」という名言もあるように、ゴール下の密集地帯での肉弾戦を制して、試合の主導権を握りたいSR渋谷。その切り札として、ゴール下でのゴリゴリマッチョな肉体自慢のセンター達が集う中で、サクレは世界一過酷な環境であるNBAでのフィジカル勝負に適応してきたノウハウを、この表参道という地で披露しようとしている。

また、ゴール下の主導権を奪うことによって、守備力の安定による失点の軽減を狙いたい、という部分もある。

③からは試合に入っていきたい。

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