筆者は昨日(2017年1月22日執筆)、渋谷区表参道にある青山学院大学記念館をホームアリーナとするサンロッカーズ渋谷(以下・SR渋谷)の試合を見に行った。先に詫びておくが、この先にもSR渋谷戦の試合のレビューはあるが、編集の都合上時系列としてはこちらの方が最近なのだが、昔の試合を後回しにして、こちらの試合レビューを先にUPする。

そんな中でのSR渋谷戦。実はこの体育館に来たのは今シーズン3回目で、今年は初である。

SR渋谷は現在Bリーグ1部中地区で6チーム中4位と、少し振るわない成績。筆者もしばらくBリーグのニュースから離れていたので、どうしたのかな?とも思っていたが、競り合いの消耗戦を落としてしまっていたらしい。

そして、前の週にあったBリーグ・オールスターでもSR渋谷の選手は誰も招集されなかったようだ。

そうした中でのBリーグ戦の再開。捲土重来に期し、後半戦を勝ち上がりたいSR渋谷に対して、表参道にやって来た刺客は仙台89ERSというチームであった。

89ERSはbjリーグから出来たプロバスケットチームで、2011年の震災の時もクラブがバスケットどころではないと、震災前にクラブに集まったファンクラブの入会金を返金しようとしたら、仙台ブースター(サポーター)が「チームのために自分たちの金をつかってくれ」と返金を拒否されて、クラブと地元住民が一体となったアツいチームである。

余談だがこの震災の時、同じbjリーグの東京アパッチというチームはこの地震をきっかけに親会社の外資系企業が、即座に撤退。チームが消滅してしまった。

だから、89ERSと仙台ブースターの結束力がどれだけ強いのかというのが伺える。〈②に続く〉

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