昨日(2017年1月14日)、バスケの東アジアクラブ選手権を見に行った。2015-2016シーズンのNBL(旧・実業団リーグ)王者の川崎ブレイブサンダースが代々木第一体育館でKBL(韓国バスケットリーグ)王者である安養(アニャン)KGCを迎え撃った。
当初、安養サイドの過密日程での海外遠征で、体調面の問題も懸念されたが「東アジア王者を目指してベストを尽くす」とガチモードで試合に臨むことを試合前の記者会見で約束していた。
迎え撃つ川崎ブレイブサンダースと言うチームは前の週にあった天皇杯では準優勝。Bリーグ1部(B1)東地区で25勝4敗(!)、勝率.862(サッカーのようなヨーロッパ系スポーツは勝ち点でリーグの順位を競うが、バスケや野球などアメリカ系のスポーツは勝率で順位を決める)という圧倒的な実力で勝ちまくっている強豪である。
そうしたBリーグ・オールスター前日のバスケ日韓戦。前座扱いという立場でモチヴェーションの維持も懸念されたが、会場には5457人のバスケファンやそれぞれのチームのブースター(サッカーで言うサポーター)が集結し、大観衆がその心配が杞憂であることを証明した。
試合を見ていた時プレーとは別に驚いたのが、安養のブースターがゴール裏に多数いたこと。彼らにしてみればここは海外なのに、この試合に懸けてわざわざ来日してまで応援に来るとは熱心なブースターだと、感心した(もっとも日本に住む在日コリアンのコミュニティが、自分の同胞を応援しようと思って来たのかもしれない)。
そうしたバスケ・クラブチームの日韓戦。様々な思惑が交錯する中で、TIP OFF(試合開始)がされようとした。〈②に続く〉
