最近の筆者のブログは「スポーツの現金化」と称しながら、観戦記や「スポーツとは何か?」というむしろお金から離れた観念論が多かったが、今回は久しぶりにスポーツビジネス的な記事を書く。

筆者もこの記事がUPされる頃には、このブログも4年近くになる。そう言う意味でこのブログを書くようになって様々なスポーツ会場に行った。

このブログを書いているのは2016年12月11日なので、2017年はどうしているかわからないが、ここ数年は実験的に知らないスポーツも見た。そして、優良コンテンツと呼ばれるような「スポーツの現金化」に相応しいドル箱のスポーツ会場と表向きはプロ(もしくはトップレベルのリーグ)だけどダメコンテンツの違いがおぼろげながら見えてきた。

それが今回のテーマである「優良コンテンツか否かは物販次第」という理論である。

ここでざっくりとスポーツビジネスにおける収入源をおさらいしておきたいが、スポーツ興行の利益は①チケット収入②試合放映権収入③グッズ収入④選手の肖像権収入⑤スポンサー収入、と言ったところだ。

スポーツビジネスの観点から考えるとダメコンテンツの典型というのが①に強く依存しすぎたビジネスモデルである。筆者が見てきたボクシングなどまさにそのまんまだが、②〜⑤までのスポーツ選手(この場合ボクサー)のグッズや肖像権などの現金化(マネタイズ)が出来ていないので①に頼るしかなく、チケット代に上乗せして無名の試合でも4000〜5000円が最安値のチケット代が当たり前になった。

このブログを読んでいる読者には、他のスポーツ関係者もいるかもしれない。ぐさっときている可能性もあるかも?②でもう少し述べていきたい。