昨日(2016年11月20日執筆)渋谷区は表参道にある青山学院大学記念館でプロバスケ・B1リーグのサンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)vs三遠(さんえん)ネオフェニックスとの試合を見に行った。
SR渋谷は日立のバスケ部が母体となった実業団リーグ系のプロバスケチームで、交通の便利でなおかつおしゃれな学生の街である渋谷を本拠地にしてBリーグを制覇しようとしているクラブである。
一方で、この日の対戦相手三遠ネオフェニックスはもともと静岡県浜松市と愛知県の東三河地区を拠点とした独立系プロバスケリーグ・bjリーグ出身の強豪クラブで2014-2015シーズンのbjリーグ王者でもある。
東海地区はトヨタ自動車の部品を作っているアイシン精機が母体になっているシーホース三河や三菱電機バスケ部が母体の名古屋ダイヤモンドドルフィンズなどバスケ熱が盛んで強豪クラブが多い。
そんな中で試合前に会場を散策していたが、このサンロッカーズの本拠地である青山学院大学記念館ではスポーツ観戦なのに酒類の販売はなかった。下戸の筆者には何の不都合もなかったが、その一方で違和感を覚えたのも事実だ。
理由は青山学院大学の母体が聖メソジスト監督教会というアメリカのプロテスタント教会が母体になっていて、この教会が飲酒を禁止する布教をしていたからだ。
しかし、それをいうなら青山学院大学のサークルの飲み会は皆、烏龍茶とジュースだけなのか?という話だ。そんな訳はないだろう。事実、筆者の隣の席に座っていた女子大生は渋谷のクラブ(古い言葉で説明すればディスコ)で朝まで飲んでいたという話をしていた。スポーツビジネスでの現金化という観点から見れば、東京ドームのビール売りから芸能界にのし上がったおのののかや千葉ロッテのビール売り嬢のアイドルユニットであるカンパイガールズなど、たかがビールされどビールというモノである。せっかく大学の体育館を利用しているのに、自分でスポーツの現金収入をドブに捨てているなと、SR渋谷の売店を見て思った(むしろ青学のミスキャンパスをビール売り嬢にして売店や試合中にアピールすればいいのに)。
②以降では試合のことにも触れたい。
