筆者もこうしてスポーツのブログを書くようになって5年目になって、従来好きだったボクシングのような個人競技からサッカーなどの集団でやる球技に興味の対象が変わってきた。
そうなることによって個人競技に興味があった頃には想像もつかなかったような発想というモノも出だした。
そうした集団の球技特有の悩みが今回のタイトルにある「世代交代」である。
野球やサッカーなどの競技ではこの問題がよくクローズアップされる。
集団の球技においてそのチームの看板選手というのが必ず存在する。そうした看板選手というのがチームの屋台骨を支えて、若い選手などの文字通り精神的な支柱としてプレーだけでなく、公私様々な面で看板選手がチームを引っ張っていく。
そんな看板選手にスタジアムに来るファンは自分の想いを託し、その選手の背番号が入ったユニフォームを買って、ファンは看板選手に自己の姿を投影する。
しかし、我々人間というのはもれなく毎年1歳ずつ歳を取る。もちろんチームも看板選手も例外なく歳を取る。
スポーツ選手にとって歳を取るということは、身体の衰えを自覚することに他ならない。そして、それは昔は出来ていたプレーが出来なくなることである。
そこで指導者やフロントが突き付けられるのが、今回のタイトルにある「世代交代」である。〈②に続く〉