今回のタイトルは筆者が最近になって見るようになった野球であるが、野球ファンは「俄かが語ってんじゃね〜よ」と思われるかもしれないが、とりあえずご一読お願いします。

日本で最も伝統のあるスポーツである野球。しかし、高校野球と独立リーグという2つのジャンルには歴史的に見ても、人気度で見ても大きな隔たりがある。

高校野球というのはアマチュアの学生スポーツでありながら、試合中継が平日の昼間でも視聴率が二桁になり、人気度が抜群。

一方で、独立リーグというのは社会人野球の衰退で、野球という競技を学校を卒業してからも続けられる場が必要だと言われているのに「あんな低レベルな野球なんて見る価値ない」とバッサリ。

しかし、よくよく考えてみると変である。

独立リーグのプレーヤーというのは高校野球を引退して1〜2年くらいしか経っていない選手も多い。もちろん大卒もいないわけではないが、そもそもNPBのスカウトに引っかかるような選手なら、独立リーグでプレーしている方がおかしい。

ましてや、NPBの選手でもドラフト下位指名された高卒選手がいきなりプロ野球選手として同じ活躍を期待されるのか?という話である。 

同じハタチそこそこでもそこまで立場に差をつける必要があるのか?という話だ。この点について②でももう少し述べたい。