前回はプロゴルファーの言葉から心・技・体のうちまず体ありきだ、という話をしたが、今回は筆者の理論や主張を述べたい。
筆者も人生初のフルタイムの仕事をやるようになって、このブログがUPされる頃にはもう1年近くになっている。
こうして仕事をする上で大事なのはやはり体である。
①でも言ったが筆者の場合、精神疾患もあり、睡眠時間はどうしても削れない。
そのため仕事のあとのアフター5もほとんど寄り道せず帰宅する。それでも夏はキツかった。
また繰り返すが、体が疲労してくると精神も消耗し、余裕がなくなり考え方が狭量になり、自己中心的な思考に陥り、カラ回りして結果的に自滅する。
スポーツ選手でも共通するモノがある。昔元中日の山本昌が「どれだけ身体的な素質があっても、走れない選手や体力のつけられない選手はプロでは生き残れない」とあり投手の変化球や投球術というのも、体力というバックボーンがあって初めて成立するモノなのである。
筆者の好きなボクシングでも世界最高峰の人材が集まる重量級などは「フィジカルやスタミナがないと、技術があっても終盤に倒される」という。
青木功の場合、長いゴルフのシーズンを戦うために普段からの基礎体力への意識というのを徹底していて、その部分の努力を怠らなかったから、長年プロゴルファーという過酷な世界を生き延びられたのだろう。
今回はスポーツの中で最も大切なモノを考えたが、基本中の基本であった。しかし、その基本を徹底するのを難しいのがスポーツなのである。