筆者もガキンチョの頃から色々なスポーツと関わってきた。少年野球に柔道、ボクシングにJリーグ。単に見に行くだけならもっと多くのスポーツとも携わってきた。

そうして多くのスポーツを見ていて感じるのは、競技の一流レベルと並のレベルにはどういう違いがあるか?という話がある。

こうして色々なスポーツを見てきて最近分かったことがある。競技者として一流と二流との違いの1つに全てではないが「リズム(呼吸)」の差というのがあるのだ。

先日読んだ「灼熱カバディ」というカバディ漫画で(あの「カバディ、カバディ」とつぶやきながらタッチする競技)、世代別カバディ日本代表の王城正人が虚弱体質で体力0なのにカバディが強いのは「呼吸を読ませなければ、人は何も出来ない」といい、

「人間が力を込めて、何かしようとする時は必ず息を『止める』か『吐く』かのどちらかだ。逆に息を『吸う』時は無防備に近い」と主人公の元サッカーエリートの宵越竜哉に説明した。

筆者も経験者であるボクシングでの説明でもあったが、ボクシングのカウンターというのは、いかに相手の呼吸を読むかで成功率が変わり、またボクサーは相手に呼吸を読ませないために試合中に「シッ」「シッ」と声を出して呼吸を消す努力をしている。そしてボクサーは呼吸のリズムをテンポよくするために縄跳びを飛んでリズム感を鍛える。

②でも別のスポーツから呼吸やリズムの重要性を見ていきたい。