このブログというのは基本的にスポーツのブログであるから、スポーツのことを書くことにしているが、今回のブログタイトルにある「一期一会」というのはスポーツに限らず全ての世界で重要であって、結論から言えば人生は人との縁を大切にすることによって、道が切り拓かれていくものである。

そんな中で本題だが、先日筆者は野球のトークショーに出席した。そこで近鉄・中日・巨人・DeNAで投げていた門倉健が舞台に上がっていた。門倉は巨人を戦力外になった後、韓国プロ野球の三星やSKで投げていて、WBCも近くなった時期というのもあって(2016年9月23日執筆)そうした韓国野球の裏話含めたトークショーだった。

そうした中で門倉はある興味深い話をした。門倉は埼玉県の聖望学園から東北のプロ野球選手養成道場・東北福祉大に進学した。

そこで大学野球選手権で投げ合ったのが、当時の大阪体育大の上原浩治(現レッドソックス)だった。

この時、プロ野球スカウトは門倉を目当てに試合を見に来ていたが、相手投手である上原の好投にスカウトの注目が集まった。

高校時代は甲子園未経験で、大学も推薦どころが道路工事の誘導のバイトをしながら浪人していた全くの無名の雑草魂は、この日の大学選手権で好投し、憧れのプロ野球選手の切符を掴んだ。

まさに一期一会。上原もそうだが門倉もまた三星ライオンズでコーチ修行していた時に、ソフトバンクのオランダ人投手バンデンハークと出会い、ピッチングフォームを修正してアジアで勝ち星を稼げる投手に変貌させた。

野球という世界も一期一会だが、他のスポーツでも同じである。②でそれを述べたい。