以前野球エリートが意外と社会に出てから苦労するから、(彼らが不幸だと言うのではなく)ちゃんと一般の野球部員にも敬意を払いなさい、という話をしたが、それとは似て非なる話もある。それを紹介したい。

サッカーの世界にはユースというクラブチームが独自に育成している青少年のサッカーチームがあるのはこのブログを読んでくれている読者なら分かるだろう。

そうした組織のトップにJFA(日本サッカー協会)が選抜する世代別代表という組織もある。文字通りその世代での日本代表だ。

こうした世代別代表で最も有名なのはオリンピックで闘う為のチームであるU-23(23歳以下の日本代表)であるが、実はこうした年代の下にもそれぞれあるのだ。年によって違うがU-18やU-15、U-12というのもある。それぞれ1年経つとU-19やU-16などになる。ただ今回言いたい本題はそこではない。

前に言ったことがあるがこうして選ばれた選手は相当なサッカーエリートである。物心ついた頃からサッカーサッカーで練習環境はもちろん、学校や食事も全てサッカーありき。

しかし、そうして選ばれた世代別代表のサッカーの代表選手。メジャーな競技だから周囲もチヤホヤ。しかし、ここに落とし穴がある。〈②に続く〉