唐突だが筆者の同僚にH君(男性)という人がいる。昔は柔道をやっていたそうだが、運動をやめ就職してからかなり太った時期があった。
しかしそんな彼も自転車のロードレースに興味を持つようになって、20kgぐらい痩せたという。
一方、筆者の通う錦糸町の書店員にMさん(男性)という人もいる。
彼も大柄で熊みたいな図体だったのが、ある日を境にゲキ痩せに成功した。
筆者が「病気?」と訊くと、松本さんもまた休暇にオフロードバイクにハマって、16kgの減量に成功した。
ここで全く他人である2人の共通項を見ていきたいが、彼らは最初ダイエットから運動を始めた。
しかし、今は自転車でどれだけ練習時間を確保し1秒でも早いタイムを出したい、というところに目的がシフトしている。
要はダイエットという最初の壁を乗り越え、市民アスリートとして次のフェーズ(その先の領域)へ移行しつつある。
こうした考えは他にも必要である。〈②に続く〉