①ではクラブにおける町田也真人の重要性を述べてきたわけだが、②では町田の具体的な必要なところを述べたい。

先日の岡山戦でのジェフはいい時の日本代表みたいなサッカーでダイレ(クト)てボールが繋がり、町田・船山・エウトンとトライアングルで意思の疎通が可能なサッカーだった。

そんな中で町田は代表だと香川真司のような役割を担っている。

ワントップのエウトンの人工衛星のようにぐるぐる回ってチャンスメーカーの役割をしたり、1.5列目からのシャドーストライカーになったり、自陣ゴール前まで戻ったり、相手のGKに積極的にプレッシャーを掛けたり、八面六臂の活躍である。

町田也真人もデビューした時のアウエー熊本戦で自身のミスから失点→敗北となり、涙を流したシーンをジェフブロガーから「メンタルが弱いっ!」と一喝されたが今や娘が産まれパパとなり、責任というメンタリティーが備わり、プレーにも自信が見える。

もともと豊富な運動量と広い視野のあるパスセンスで某サッカーライターから「町田は欧州でも活躍できる逸材」と太鼓判を押されるくらいである。

クラブとしても町田をジェフに慰留させるならば、自身が欲しがる10番を与えてもいいと筆者は断言する。

こうした町田の才能をより開花させるには現役パラグアイ代表のアランダとの中盤のホットラインも重要だ。

そんな町田也真人だが、チームが来年以降飛躍するためにも町田をどうやって慰留させるかがフロントのストーブリーグの鍵になる。

今回長々と町田のことを書いたが、今のジェフは町田也真人のチームと言って過言ではない。

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