先日(2016年8月21日)チバテレビでホームの岡山戦を見た。自動昇格圏内も射程に入った岡山に対し、ジェフは今シーズンのベストゲームに近い試合で圧倒した(スコアは2ー0)。
この時点でジェフはプレーオフ圏内との勝ち点差11と絶望的な状況には変わりはない。しかし、ここで個人的なジェフに対する要望を書いておきたい。
まず個人的に言いたいことは、今年(2016年)は昇格よりも来シーズンへのベースになるようなサッカーを監督・コーチ陣には望みたい。
筆者がジェフに望むサッカーというのはパスがダイレクトに繋がり、ボールも人も動くムービング・サッカーである。少し全盛期のオシム・サッカー近い。
今回の岡山戦はまさにそんなサッカーであった。1点目の前半9分のアランダからの縦へのボールからのエウトンがワンタッチで船山に落とし、相手DFが完全にボール・ウォッチャーになって、ついていけなくなったところに町田也真人がゴール前に走りこんで先制。
また後述するが、也真人はすでにジェフの心臓になっている。今の背番号は14番だが、ここまでチーム得点王(9点)で怪我さえなければ二桁得点も確実な小さな巨人(公称166cm)には、本人がつけたがっている10番を与えてもいいかもしれない。
そんなチームの高レベルなパスサッカーの重要なピースとなるのが也真人である。也真人の来シーズンへの慰留はフロントのマストである。〈②に続く〉