今年(2016年)もリオ五輪があったりプロスポーツのイベントが多い最中、筆者はマイペースに山の日(8月11日)に東京ドームで巨人vsDeNA戦を見に行った。
裏番組に4年に1度の祭典がやっているにもかかわらず、この時、滝を登るような鯉を猛追していた巨人のメークドラマを後押ししようと、4万人の野球党が水道橋に集結した。
しかし、試合は血液が相模湾の海水で出来ている横浜の野球ファンの応援を受けるDeNAが先制した。
3回に横浜生え抜きで侍ジャパンでも4番を打つ筒香嘉智がタイムリーを放ち先制すると、5回には走者2人を置いて梶谷が一発!続いて筒香も連続ホームランで一挙4点とビッグイニングを作った。
対する巨人はDeNAの先発ペトリックに6回まで散発2安打無得点に封じられ、ここまでは蛇に睨(にら)まれた蛙の状態だった。
しかし、このままズルズルいくのか?と敗色濃厚のラッキー7に巨人は村田のソロから反撃の口火を切り、往年のマシンガン打線のお株を奪うような連打で5ー0から1点差にまで詰め寄った。
しかし追撃もここまで。DeNAのブルペンで準備する投手陣がその後何とか粘って、後続を断ち切りどうにか逃げきった。
正直、終わった試合の結果などどうでもいいかもしれない。しかし、ここに今回のテーマ「結果より見せ場」の本質がある。②でそれを述べたい。