筆者もこういうスポーツのブログを書くようになってもう4年目になる。スポーツというのは究極的な勝負事である。

要は勝ち負けという世界。勝ち負けと言ったら当然勝ったら嬉しく負けたら悔しい。そんなことはこのブログを読まなくても幼稚園児でも分かることだ。

しかし最近面白いスポーツ系のブロガーがいうには、スポーツの魅力というのは冒頭のタイトルにある「勝ち負け以外の『何か』」にあるという。今回のブログは抽象的であるが、こうした部分に焦点を当てていきたい。

勝ち負け以外の「何か」が重要というのは巨人ファンのブロガーであるプロ野球死亡遊戯の言葉であるが、衰退が指摘されながらもプロ野球という日本一の娯楽で巨人という日本を代表するプロ野球球団のファンが言う言葉は重い。

プロ野球という世界はリーグを優勝するのにどんなに強い球団でも、最低で60敗はすることを覚悟しなければならない失敗と敗北前提のプロスポーツである。

もっと言えば打率と言うのも3割打てれば好調という世界だから、野球というのは失敗に寛容でないとファンというのをやっていられない世界なのだ。

だからこそ野球というスポーツはただトップ選手をFAで掻き集めて銀河系軍団を作っても意味はなく、汗や泥にまみれた敗北という名の屈辱を克服して、勝利を掴むところにどこの球団のファンも野球というスポーツに魅了されているのである。

長いペナントレースの中で苦戦や苦渋を味わいながらも、最後に拮抗した展開から勝利を掴む。だから皆どの球団も優勝ペナントに価値を見出だすのだ。ぶっちぎりで勝ちまくるのが続いても出来レースみたいで面白くない。勝ち負けを繰り返し拮抗したデッドヒートの中にロマンが眠っている。

②でも他のスポーツの「勝ち負け以外の『何か』」を見つけていきたい。