今回のテーマは少し重く感じるかもしれないが、読者の皆さん肩の力を抜いて気軽に聞いてもらいたい。

いきなりだが、皆さんは「努力」と言う言葉を聞いてどんなイメージをしますか?

「真面目」や「やりたいことを我慢してでもやる」とか「苦しみに耐える」とか?

確かにスポーツの練習と言うモノは基本的に苦しい。それは紛れもない事実だ。しかし、本当の努力と言うのは実際には少し違う。

先日読んだサッカーの教則本の漫画で、講師役の日本代表MFの宇佐美貴史が「努力をしようとしないで、(サッカーを)楽しむこと」と言っていた。

確かにサッカーの練習で、炎天下のインターバル走(ダッシュとジョグの反復練習。死ぬほどキツい)をやっている最中は、「どこに楽しめる要素がある⁈」と思うかもしれない。確かにそうである。

しかし、そんな苦しい練習の中でも楽しみを見い出す工夫を常にしないと練習していても面白くないし、面白いと思えなければうまくもならない。

「練習でも(仕事や勉強でも)苦しみの中に喜びや楽しさを見い出すことのできる奴が成功する」と言った(別の)スポーツ選手もいたが、よく「練習で泣いて、試合で笑え」と言うが、ただ苦しいだけでなくそこからどう楽しみを見つけるのが重要だ。

宇佐美の場合は「他の選手とプレーのイメージを共有できた時が楽しい」と言っていた。

②でも他のスポーツなどからこのことを考えたい。