先日読んだ本の中から今回のブログ記事のインスピレーションに繋がることがあった。それを紹介したい。

筆者もこうしたスポーツのブログをもう3年以上続けている。そうした中でそれまで興味を失っていたプロ野球もちょくちょく球場に行って見る様になり、改めてプロ野球の魅力や素晴らしさを再確認するようになった。

そうした前提の上で話を続けるが、プロ野球は戦前から歴史のある相撲の次に歴史の長いプロスポーツだが、戦前のプロ野球、すなわち職業野球と呼ばれていた頃のプロ野球選手のステータスはゴミ屑同然だった。

この頃の野球選手の花形と言えば六大学野球であり、一部のマニアと大学関係者しか見ない現在と違い、当時の大学野球のステータスは絶対だった。

一方で職業野球はと言うと、世間から「昼に野球の練習をして、夜に試合をして金を稼ぐなんて遊んでばかりじゃないか。どうしようもないな」とまるで日陰者扱いだった。

しかし、戦後すぐのプロ野球再開による爆発的なプロ野球人気が起こり、プロ野球選手のステータスは一変した。

しかし職業野球時代の現状を知る川上哲治監督は、巨人の当時の選手に「球場に来てくれるファンを大事にしなさい」と口酸っぱくファンサービスの重要性を説いた。

要は今をときめくプロ野球選手も、最初から仕事として野球だけで食べていけるという常識があったわけではなかったのだ。

話は脱線したが、昔のプロ野球というのはそのくらいステータスが無く扱いが低かったのが、今では娯楽の多様化が言われながらも子供のなりたい職業のトップに入っている。

「えっ?何っ?その話と冒頭のブログタイトルと何の関係があるのか?」って? 


もちろん今回のこのプロ野球選手の話は次回以降の伏線でもある。詳しくは②を楽しみにして下さい