今回のタイトルもよく分からんかもしれないが、読んでいけば分かるので先を続ける。

スポーツに限らず人間誰しも何かしらの娯楽を楽しみにして、日々の生活を続けている。

そうした中で厨二病の最たる考えの1つにある「スポーツチームで働きたい」という願望も男の子には芽生える(あっ、すいません、筆者のことです)。

しかし真面目な話、実際にこうしたスポーツ(他の娯楽もそうだが)を仕事にするというのは、想像するより容易いことではない。

今読んでいる卓球漫画「少年ラケット」で、主人公のクラスメートで漫画家志望の中学生がこんな言葉をつぶやく。

「普通に漫画を読むと1ページ数秒で読めるが、漫画家はその1ページに1000倍の時間をかけて描いている」とあった。

この言葉というのは筆者もブロガーになって実感したことだ。このブログ記事を一回(一日分)書くのにおよそ30分はかかる。

しかし、暇つぶしに自分のブログを読むと、一回30秒で読めてしまう自分に愕然(がくぜん)としてしまう。

これは自分が凄いと思っているとかではなく、そのくらい単なる批判屋と創作活動には負荷に差が出るのだ。安全地帯で何かをけなすのは簡単だが、危険地帯で何かを作り出すのは難しくて苦しいことを実感したという意味である。

アマチュアのブロガーである筆者でさえそうなのだから、プロの漫画家はその苦しみは筆舌に尽くしがたいモノだ。

そうした娯楽の世界で働く苦しさというのは漫画家の専売特許ではない。スポーツチームも同様なのであった。〈②に続く〉