毎度毎度のことながら、筆者のブログのタイトルはよーわからんと思われるかもしれないが、ちゃんと考えているので最後までご静聴下さい。

ってな訳で今回のテーマであるハリウッドvs浪花節だが、そもそもこのマッチメイク(⁈)はなんなのか?という話だが、結論から言えば、これは「日米におけるスポーツの魅力の違い」である。

アメリカのスポーツの魅力が「『ハリウッド』映画のような、圧倒的な迫力のあるアクションの衝撃&豪華さ」に対して、日本のスポーツのそれは「『浪花節』のような、一見すると地味で分かりづらいが、長い時間をかけて(その競技に)向きあっていくと気付くことができる、勝敗を通じた人間ドラマ」と言ったところか。

こうした部分は日本国内でも長い時間注目度が高かったスポーツに対して、こうした魅力の質に対する違いというのが出てくる。

先に言っておくが、どちらがの存在に優劣がある訳ではない。あくまで個性が共存している、ということだ。

そんな中でアメリカのスポーツというモノに対して、昔新日本プロレスで「闘魂三銃士」の一角を担った武藤敬司が言ったのが、上記の言葉だ。

武藤はアメリカに渡った時に、他の日本人レスラーのように日本に帰ってくること前提で、アメリカのマットで汗をかいていたのではなく、完全にアメリカのレスラーになろうとして闘っていた。

‥‥しかし‥‥

結局武藤はどうやってもアメリカのリングにある「美しくてゴージャスなプロレス」には勝てないと感じた一方で、「日本には力道山特有の泥臭い浪花節のプロレス」があると悟った。

この説明に対して日本のスポーツというのは、アメリカのように圧倒的な勝利や物量の多さで勝負するのとは違う、アメリカに限らず欧州やアジアとも違う何か異質の魅力を解き放っている。

ここまできてこのブログ記事が掴めないと思った貴方。②で補足説明します。お楽しみに。