今回は少し固い感じのテーマかもしれないがご静聴をお願いします。
さてさてそんな今回のテーマである「ジェンダーと常識」であるが日本も戦後70年以上経ち、良くも悪くも日本人の中の常識というのが崩れてきた社会のように見える。
そういった中で現代の日本社会で最も崩れたモノが「ジェンダー」である。
ジェンダーとはいわば性差。もっと違う言葉で言えば「男は男らしく。女は女らしく」のような性的な役割からくる価値観だ。
しかしここ20年来、こうしたジェンダーの壁が一般社会でもスポーツでも壁が少しずつではあるが、崩れつつある。
もちろん今の日本社会は保守的な男(というより「おっさん」)中心社会である。女の人から見れば、「まだまだ女性への差別は沢山残っている(怒)」と言われそうだ。
しかし、それでも今の社会ではあらゆる分野で性差は消えつつある。
このブログはスポーツのブログだからスポーツの話をしたい。このブログがUPされる頃にはリオ五輪は終わっているだろうが(2016年4月16日執筆)、今の日本の五輪でのメダルが計算できる女子マラソン。五輪代表選考会などで名古屋ウィメンズマラソンなど、女子専門のマラソンは今や珍しくもなんともない。
しかし、昔は女子に42.195kmを走らすのは危険だと言うことで、マラソンというのが女子禁制だった時代もあったのだ。
しかし、女性も長い距離を走りたい。マラソンという競技を通じて肉体の限界に挑戦したい、という願望が達成し、今では女性がマラソンを走るのが普通になった。
②でも、スポーツにおけるジェンダーについて見ていきたい。