①ではスポーツのブログなのに何故かグラドルの話をしたが、②ではそれがスポーツ選手にどう繋がるかという部分にフォーカスしたい。
プロ野球だと毎年日本シリーズのあと、ストーブリーグの目玉であるドラフト会議がある。
サッカー日本代表監督だったイビチャ・オシムの言葉を借りれば「林檎の木は豊作の年もあれば不作の年もある」というが、それでも毎年野球ファンはこの時期に、次世代ルーキーの誕生に勝手な妄想を爆発させてしまう。
しかしそれは、新たにチームのユニフォームに袖を通す選手がいるということは、同時に同じ人数の選手が華やかなスポットライトから退場することも意味する。
プロの球団に入団した選手というのは(特に今の時代は)持ち時間が少なくなる傾向がある。Jリーグの世界に「高卒3年大卒2年は面倒見る」という言葉があるが、この言葉も形骸化して最近ではもっと早く選手を切るクラブもある。
①で可愛くてスタイルのいいグラドルも、何か1つ美貌以外のストロングポイントを見つけ出さないと、どんどん後から追いかける自分より年下の後輩&ライバルに踏み倒されてしまう。
昔読んだ韓国の格闘技の本で「芸者(グラドル)と格闘家(スポーツ選手)は若ければ若いほどいい」と言った人間がいたが、それは日本のショービジネス&スポーツビジネスでも同様の価値観だ。
誰だって年は取りたくない。若さを維持したい、と皆考える。しかし毎年みんなもれなく年をとる。
スポーツや芸能界に限った話ではないが、今は自分は若いと思っている人たちも、若さという財産はあっという間に消費されて消えるので注意してもらいたい。この財産はいずれ消えてしまうモノだから。