最近ハマっているブログがある。年下だが色んな意味で尊敬するブロガーだ。巨人ファンのブロガーで「プロ野球死亡遊戯」(中溝康隆)という。
超有名でモンスターブログ。このブログの読者もスポーツ好きだから読んだことがある人も多いかもしれない。
そんなブログの著者で「隣のあいつは年俸1億 巨人2軍のリアル(白泉社・2016年)」という本がある。
その本はタイトル通り巨人の2軍選手についての記事を雑誌内のレポートで書籍にまとめたモノで、多摩川のジャイアンツ球場で血ヘド吐くまで汗を流している名門読売巨人軍の若手・ベテラン・外国人助っ人などを紹介している。
死亡遊戯の本は面白いし参考になる部分もあるのでよく読んでいるが、そんなある巨人の育成選手の年俸について気になる部分があった。
「吉川大幾(22歳)2015年推定年俸 550万円」
正直目を疑った。「中日を戦力外になって巨人に拾ってもらった2軍選手って高卒4年目でも結構もらえるな」
プロ野球ファンからすれば「そのくらいは貰えて当たり前だろ!独眼鉄っ(怒)!」と言われそうだ。しかし昨年からプロ野球を見るようになった筆者からすればかなり新鮮な情報だった。今年(2016年)の選手名鑑には育成枠外野手の高橋洸が年俸510万円(推定年俸)だった。
以前このブログで書いたことがある筆者のブログの(狭い世界ながらではあるが)人気記事で「年俸480万円のJリーガー」というモノがあった。
このブログ記事の話については次回以降に後述するが、今回のブログタイトルにあるが「プロスポーツ選手という名の肉体派エリートとして大金を稼ぐには、サッカーのJ2でレギュラーになって試合に出場するより、プロ野球の2軍で練習で汗をかいている方が儲かるっ!」という(アスリートの本能がそれを許すか?という疑問はさておき)理論が成り立つ。
②でその理論の内部に斬り込んでいきたい。