そんなこんなでここまでは自分とプロレスとの接点などを書き連ねてきたが、ここから試合などを見ていきたい。

ホール隣の展示場で買った新日本プロレスのパンフレット(1500円)を片手に、筆者は仕事帰りにスーツ姿で後楽園ホールに飛び込んだ。

既に前座の試合が消化していて、筆者は一番観やすい二階の立ち見バルコニーに陣取った。

こうしてプロレスという競技をこの場所から見ていると、ボクシングの時は気付かなかったが、リングと客席との距離が近くて、レスラーの尋常ではないエネルギー消費による粗い息づかいが、ここまで聞こえてくる。

そしてボディスラムやロープを使ってのラリアットのような大技(全部大技なのだが)でマットへ相手レスラーを打ちつけるありえない音量での衝撃波もハンパなかった。

筆者はプロレスに関しては基本的にど素人なので、レスラーが繰り出す技の名前までは詳しくないが、今回見た新日のプロレスという世界に言語化出来ない理屈では伝わらない、人間の生命に対する根源的な強さを証明するような強さを感じた。

④でもまた引き続きレポートを述べたい。

{566D6420-E0A9-40BE-A8C4-F40D69B8561F}