スポーツビジネスというジャンルが出てきてもう四半世紀。スポーツというのが現金化できると現代人が気付いてから随分経つが、スポーツというモノは正直金がかかる世界である。

ここで言いたいのはスポーツ選手というのは試合や練習だけが仕事ではないのである。

さっきも言ったようにスポーツというのは金がかかる。球技でも格闘技でもレースでも良いモノを使おう、良い環境にしようとすれば、おのずと費用はかさむ。

そうなるとどうしてもチケット収入だけでは費用に足が出る。

その上で重要なのがスポンサーだ。スポンサーが自分の企業の利益を削って自分の競技にお金を出してくれる。それは物凄く有難いことなのである。

スポーツ選手の中には、自分のやっている競技以外での仕事をしたことがない人間もいるので、一般の仕事で10000円を生み出す苦労は想像しづらいかもしれない。

しかし、一般社会に入ると普通に通勤してお金を生み出すことがこんなに大変なのか!と痛感することになる。

そうした中で、かなりの金額を自分の夢のために払ってくれるスポンサー様には感謝しなければならない。

正直、社会人になるまではスポンサーへの挨拶回りの意味は分からなかったが、今なら分かる。こうした挨拶回りの重要性を②で述べたい。