そんなこんなでジェフvs横浜FC戦が始まったが、スタートはジェフだった。個々の能力では毎年J2トップレベルのジェフだが、今年のスタメンは全員新加入なのでどうしても選手間の連携という意味では、他のチームより成熟度が低いのは否めない。

一方で横浜FCの方は開幕2試合で連続完封負けを喫しているので、この試合は是が非でも点を取りたいと感じていた。

そうした中でホームのジェフが仕掛けていったが、相手の10番寺田を中心にパスコースを読んでジェフの前線を孤立させる。

そして横浜FCはパスカットからハーフカウンターで前線の大久保や津田にパスを供給し、大久保は裏を取るような動きでジェフゴールに牙を剥く。

しかし横浜FCもゴール前での精度を欠き、両チーム前半はスコアレスで折り返した。

後半に入り仕掛けていったのはまたもジェフだった。前半は上手くいかなかった中央からの仕掛けを避けて、両サイドをワイドに開いて崩しに行った。

そんな後半20分に待望の先制点が入る。右サイドに開いた多々良が大外からクロスを供給。真ん中に絞って詰めてきた船山がボレーシュート。これが見事に決まってジェフが先制に成功した。

当然、横浜FCは前がかりになって攻撃を強める。攻撃的な選手をどんどん投入して、同点(今シーズンのチーム初得点)を目指して死に物狂いでプレッシャーを掛ける。

しかし、ジェフもスイーパーの近藤とエアバトルには無類の強さを発揮する韓国人で肉体派ストッパーのイ・ジュヨンを中心に身体を張った守りをする。

ジェフも試合終了間際に佐藤勇人などクローザーを投入して試合を締めた。

結局、試合は船山が決めた虎の子の1点を守ったジェフの勝利。一方で横浜FCはこの時点で開幕戦から3試合連続の完封負けを喫した。

こうしてブログをUPする頃は大分前の話だが、今年(2016年)初のジェフ戦の観戦記を書いた。本来のスポーツビジネスのブログとは若干(?)趣旨は異なるが、ジェフ戦についてはまた書きたいテーマである。読者の方々も温かく見守って下さい。

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