①ではNBLにおける日立サンロッカーズ東京と千葉ジェッツの関係性などを述べた訳だが、②でも試合内容を交えながら、話を進めていきたい。

千葉の外国人助っ人はゴール下のインサイドでの力が強くて、実際第2ピリオド以降ゴール下のパワフルなプレーを軸に千葉はじわじわと追い上げを図った。

しかし、一方で日立もリーグ優勝を射程に入れるほどの強豪である。33番のアイラ・ブラウンや15番竹内譲次などの3P(スリーポイント)シュートの精度が高く、しぶとく粘る千葉を突き放していった。

特にこの竹内と言う選手。日本人なのに身長が207cmもあって、ゴール下のプレーにもパワフルさと器用さを併せ持っていて、ピンチを打開するための自分で考える思考力(インテリジェンス)も兼ね備えた基本性能の高い選手だった(ネットで調べたら日本代表だった)。最初この選手を筆者は外国人助っ人と勘違いしていた。要は竹内はそれだけ外国人並みの働きが出来る選手である、ということだ。

あと、日立が良かった点と言うのが2Pでも3Pでもシュートの精度が高いと言うところだった。

千葉もゴール下での13番クリント・チャップマンや5番のリック・リカートなどが繰り出すゴリゴリのフィジカル勝負で挑む肉弾戦では強かったが、いかんせん千葉はシュートの精度が低かった。

一方で日立は千葉のゴール下での追い上げに対して、大外からの3Pがズバズバ決まり、これが追いすがる千葉を突き放す要因となった。

千葉もそのゴール下でのプレーから一時は逆転するも、基本性能の高い日立があっさり再逆転を決める。

結局試合は日立がおいすがる千葉を79-74で下して、接戦を制した。今回見た試合はダブルスコアにはならず競った試合になって面白かった。またバスケのリポートをしたい。

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