昨日(2016年3月5日執筆)自分のホームである錦糸町は墨田区総合体育館で実業団バスケリーグであるNBLを見に行った。組み合わせは日立サンロッカーズ東京vs千葉ジェッツであった。

日立はリーグ4位につけているのに対して、千葉はリーグ下位としていて、今年が最後となるNBLのタイトルを獲るためには日立としては負けられない闘いになった。

一方で千葉の方はと言うと、試合前日に成績不振を理由にクロアチア人ヘッドコーチの契約解除(クビ)が球団から発表され、現役からの球団生え抜きのコーチの内部昇格も同時に発表された。

こうした双方の思惑が交錯する中で、試合が開始された。

先手を打ったのはホームの日立だった。パスや2Pのシュートの精度が高く、いきなり第1ピリオドから千葉を圧倒する立ち上がりだった。連続得点で10点差以上をいきなりつけて最高の立ち上がりで試合に入れた。

一方の千葉はガードの1番スキンヘッドの阿部友和がゲームを組み立てようとするも、日立の55番ケビン・マーフィーや10番アキ・チェンバースなど相手のガードに攻撃を読まれパスカットされ、試合を作ることができない。

以前このブログで、トヨタ自動車アルバルク東京の試合をレポートしたことがあったが、「実業団バスケ(orプロバスケ)において強いチームと弱いチームの差とは何だ?」と言う話をしたが、その時の筆者の答えは「外国人助っ人と日本人選手の実力差が小さければ小さいほど、そのバスケチームは強い」と言う話をしたが(今のJ2にも通じるが)、この日の日立と千葉の関係も全く同じだった。〈②に続く〉

{A3DCBEC2-9FCC-4FEE-92A2-2586BA315554}

{C6957B52-022C-4845-8AB9-D7B9856C52B8}