筆者も昨年(2015年)からこのブログをスポーツビジネス専門に特化したブログにして、色々なスポーツを見に行って、そこで様々な観戦記&体験記を書いてきた。そして、筆者はあることに気付いた。
まだ後楽園ホールでの観戦記を書いていない、ということを……。
最近はあまりスポーツの現場主義という名のスポーツ観戦をしている場合でもないし、後楽園ホールでの試合にあまり興味もなかったが、筆者にとっての日常が読者にとっての非日常になったりもする。その為、今回は敢えて後楽園ホールの観戦記を書いて見ようと思った。
しかし、写真好きな人でもわざわざ自分の慣れ親しんだ家の中の写真を撮らないのと同様に、筆者も20年通い詰めた後楽園ホールの写真を撮るという概念を忘れていた。その為今回はパンフ以外の写真はありません。ご了承下さい。
ボクシングの興行と言うのは、一回分のチケットで1試合しか見られないという訳ではない。大体1つの興行で7~8試合が見られる。
今回の興行も最初の4回戦からトリ(メインイベント)の東洋太平洋タイトルマッチまで計8試合見られる。
とはいえ、3時間以上続く興行をずっと見ていては集中力にも限界があるので、筆者のような古参のボクシングファン(筆者はこれを「後楽園ホールの住人」と呼ぶ)は前座の試合は見ない。
今回は東洋タイトル観戦記と言いながら、基本的なボクシング興行の説明に終始した。②以降、実際の試合を見ていきたい。