少し前だが、2013年オフに当時楽天に在籍していたマー君こと田中将大が海外FAの権利を取得して、名門ニューヨーク・ヤンキースに161億円で移籍した。

この時日本人は野球ファンでなくとも「マー君スゲェ!」「前の年に24勝無敗だったし、メジャーでもやれんだろ」と普通に考えた。それが当たり前だった。

しかし、蓋を開けてみるとそれまでの連投が原因で、マー君の出来はヤンキースが高い買い物をしたほどの利益を球団にはもたらされなかった。

時期を前後してメジャーでダルビッシュはメジャーでの中4日のローテに対して、意見を言っていた時期でもあった。

ここでのマー君やダルビッシュのプレーや言動・成績に関しては、今回このブログでどうこう言うモノでもない。記憶があやふやな部分なモノもあるし。要は論点はそこではない。

問題はマー君が高校時代からの連投で酷使されていたため、ヤンキースを始めとしたメジャー球団が高いゼニを払ってチームに入団させても旨みがない。

そのためメジャーが日本の高野連などのアマチュア球界に日程を何とかしろと要望した。

そこで初めて高野連などは日程を見直すことを考えた、という話である。

この一連の流れを見て筆者は「クソだな!」と感じた。内政干渉したメジャーに?否!こういう外圧と権威に弱い日本球界にだ。〈②に続く〉