①ではVリーグ観戦に行った筆者の試合前の会場の雰囲気について述べたが、②では他の部分も見ていきたい。
筆者が見て思ったのは①でも述べたが、Vリーガーのスパイクの強さが強烈だということだ。
FC東京の11番のブラジル人セルジオ・フェリックスの打点の高いアタックやSTINGSの1番のブルガリア人マティ・カジースキの床を突き破るようなスパイクは殺傷能力すら感じた。
以前読んだ本にある女子ムエタイボクサーが「ムエタイというのは蹴りでもパンチでも、相手もすんなり攻撃をもらってくれるわけではないので、意外とダメージというのは残らない。下手なボクサーのパンチよりバレーのスパイクの方が強烈な力を受ける」と言っていたが、その答えも納得。
しかもボクサーの攻撃は避けてもいいが、バレーのスパイクは避けたら失点に直結である。そういう意味でもバレーはハードなスポーツだ。
以前同じ墨田区体育館である見たハンドボールでFWの選手の跳躍力について述べたが、ハンドボールの跳躍力も高いが、バレーのアタッカーのスパイクはハンドのそれより奥行きはないが、垂直で鋭い。
バレーボールというのは6人でプレーするが、サッカーや野球のように交代した選手は二度と出られない訳ではなく、前述のハンドやバスケ・アイスホッケーみたいに選手の出し入れ可能なスポーツである。
そのせいか、前回述べたサッカーの話のように、サッカー選手は試合終盤足を攣る(つる)シーンもあったが、バレーの場合は試合終盤まで動きのキレは高かった。
③でももっとバレーのことをみたい。