前回はバスケの観戦レポートを書いたのだが、今回は少し日付は前後するが昨年(2015年)11月のアイスホッケーアジアリーグの新横浜集結戦についてレポートしたい。

前にもレポートしたことだが、アイスホッケーという競技は少し前までは国内でも盛んで、首都圏にホームリンクをもっとホッケークラブもあったが、平成大不況の煽りを受けて国内の名門チームが相次いで休部。

そしてチーム減少により国内のクラブだけではリーグ運営が不可能となり、現在は韓国3チームと中国・ロシア各1チームずつと日本の4チームで計9チームのアジアリーグが運営されている。

現在(2015年)のアジアリーグで日本の首都圏に本拠地を置くチームは存在せず、そのため首都圏のホッケーファンは、シーズン中の各1回ずつ土日に行われる新横浜集結戦と東伏見の日韓戦を見るしかアイスホッケーを見る機会がないのである。

そうした首都圏の(文字通り)冷え切ったアイスホッケー事情な訳で、筆者は3年4ヶ月振りに横浜に来たのだが、このリンクに来たのは当然初めて。色々感じるモノがあった。

この新横浜スケートセンターというのは西武のプリンスホテル系列のスケートリンクで、西東京市のダイドードリンコアイスアリーナも西武系列(こちらの最寄り駅も西武新宿線の東伏見駅)で、西武の堤義明の庇護がなかったら、首都圏でスケートをすることが出来なかったのがよく分かる。

その新横浜集結戦では日本の4チームがこのリンクに(文字通り)集結して戦う訳だが、試合前の売店は高いホッケーグッズが結構売れていて、そこそこ賑わっていた。

そんな中で日光アイスバックスのブースで店員の男性に、筆者が(親会社が同じの)サッカーJ2のジェフ千葉の繋がりで今日は応援しに来たことを伝えると、その店員さんは元ジェフの選手だったといい、滅茶苦茶びっくりした。

店員さんは「サテライト(2軍)だったから」と謙遜していたが、それでも元プロスポーツ選手というのはそれだけでも凄い。

②では実際の試合のレポートをしたい。