さてさてそんなこんなでハンドボールな訳だが、学校の体育では多少の経験はある人は多いかもしれないが、実際にどんな競技かを熟知している人は少ないだろうから、②では補足説明させてもらう。

ハンドボールという競技はゴールキーパー(GK)1人とコートプレーヤー(CP・サッカーで言うフィールドプレーヤーに相当する)6人の計7人でプレーする。

ハンドボールの場合GKがいるのはサッカーと同じだが、選手の交代は自由で1回交代した選手が再度プレーも可能である。

ゴール6m前にあるライン(ゴールエリアライン)から中にはCPは入ることはできない。また守備側に反則があった場合はゴール9m前(フリースローライン)からのフリースローがあり、明らかな得点機会を阻止されたり、守備側の選手がゴールエリアライン内に入った場合は、7mラインからの7mスロー(サッカーで言うPK)が与えられる。

ユニフォームはサッカーと同じでCPは同じ色のシャツを着て、GKは別の色の服を着る。ただCPは半袖短パンだが、GKのそれはシュートを防ぐために長袖長ズボンだ。

サッカーの場合は審判は3人だがハンドボールの場合は審判は2人で、この2人の審判はお互いに同等の権限を持つ。

今回はハンドボールのルール説明をしたが、次回③では試合会場の雰囲気などを伝えたい。

参考文献  Smile  Sports vol.62  東京都スポーツ文化事業団  2015年