このブログがUPされる頃には初場所がやっているだろうが、今この記事を書いているのは2015年の九州場所だ。

そんな九州場所を見ていて思ったのは力士のパワーというのが、どれだけのモノなのか?という話である。

相撲を見ていて感じるのは、力士のパワーや怪力ぶりというのがイメージしづらいところにある。

2000年代に元横綱の曙がキック転向してボロ負けしたことがあって、戦いの場に立ったことのない人間が相撲を軽く見た発言があって、ボクシング人だった畑違いの筆者でさえ「格闘家を否定したければリングに上がればいいのに」と思ったが、当時のイメージで「相撲=大したことない」という誤った認識があるが、筆者は力士ではないがそれは断じて違う。

力士という生き物はある意味、人間とは違う動物と認識した方が良い。

というのも200kgを超える力士(臥牙丸など)とぶつかり合う時に首に受ける衝撃はなんと1t(‼︎)にも達し、一般人がまともに受けたら首の骨が折れる勢いなのだ。

そこまでいかなくても150kgの力士なら衝撃は800kgで、これでも破壊力はハンパないのである。

テレビで力士の腹が弛んで(たるんで)いるのを見たことがあるだろうが、あの腹の中身は全て筋肉でいわゆる「固太り」というヤツである。

筆者の腹も大分弛んでいるが、筆者のような一般人の腹は単なるメタボなおデブちゃんなだけで、力士の腹の中身とは全く違う。

②でも力士の破壊力についてもっと見てみたい。

参考文献  大相撲の見かた  桑森真介  平凡社新書  2013年