筆者も最近ブログを書いていて「スポーツの現金化」と言いながら、スポーツビジネスというよりスポーツの読み物のような記事が増えていた感じがした。

少しここでスポーツを現金化するプロセスを考える記事を考えてみたい。

筆者はもうスポーツビジネスのブログを2年半も書いている。そうしたなかでスポーツという商品が様々な形で現金のされていることをこのブログで述べてきた。

スポーツを商品化すると言っても、アディダスやプーマと言った有力な企業がアスリートにシューズを提供するビジネスやW杯や五輪で放映権料の値段設定や折衝をするビジネスなど、スポーツビジネスと一口を言ってもその業態は多種に渡る。

しかし基本的にスポーツビジネスという業態の根っこにあるのは、試合の生観戦に必要なチケットを販売して現金収入を獲得するというのが根底にある。

そうしたスポーツの試合のチケットというのは、プロ野球やJリーグと言ったメジャーな競技や、大相撲のような伝統のあるスポーツならチケットの入手手段というのはぴあを使えばいいから、さほど困らない。

しかし普段馴染みのないスポーツを見ようとするときに、チケットの入手経路がわからないのはかなりの精神的な負荷となる。

②では、そのチケットの入手経路について、区営体育館の問題について考えてみたい。