今回のブログタイトルを見て「なんじゃこりゃ?」「そもそも団地に魅力なんて存在するの?」と謎のタイトルに困惑しているかもしれないが(困惑するテーマは今回に始まった話ではないが)、とりあえずご静聴をお願いしたい。
そもそも団地の魅力って何?という話である。団地マニアが語る団地の魅力という概念は伊集院光が昼のラジオをやっていた時に知った言葉で、ゲストに出ていた山田五郎がみうらじゅんとCSでやっていた番組で「マニア解体新書」というモノがあり、その中でのマニアのひとつが団地マニアである。
この番組で色々な知られざる世界のマニアに対して、「マニアのマニア」である山田五郎が本来マニアの対象にならないモノにどういったプロセスでマニアになるのか?ということも分析している。
そうした中で団地マニアである。本来団地がマニアの対象になるなぞ、一般人は理解ができない。
そうした中で山田五郎が団地マニアがなぜ団地の写真を撮ることにハマっている理由を聞いた。すると、
「団地という建物は、多くの人間が住むために合理的に作られた建築物だ。そうして沢山住めるように、どんどん合理的にして作っていくと違う無駄が団地にできてくる」
「そうして住む為に究極的に合理化された建物にできる、また違う無駄が団地の魅力だ」
と、団地の魅力についてアツく語っていた。
この言葉を聞いて何となく自分の世界に内包する矛盾に似ている感じがした。それがスポーツの世界の矛盾である。②ではそのスポーツ界の矛盾と団地の魅力との共通点を考えていきたい。