「唐突に何だ?このブログは⁈」と思うかもしれないが、この頃相撲を見るようになって思ったことである。
角界も不祥事が連発して相撲人気が失墜したと言われていたが、角界全体が強烈な危機感を持って相撲人気回復に(文字通り)取り組み、今流行りのゆるキャラを作ったり、伝統とは正反対の位置にあるSNSを積極的に活用して、相撲人気の回復に成功した。
しかしいくら協会が運営に努力しても、実際に面白い相撲を見られなければ人気は回復するはずがない。
しかし最近の相撲を見ていても、決まり手に(つまらないと言われる)はたきこみや引き落としのような引き技が減っていってテレビで見ていても相撲が面白いのは(ヌル相撲ファンの)筆者にもよく分かる。
そのせいか今年の大相撲で(一本に6万円入っているという)懸賞金が一回の取組日本人過去最高の61本も入って、そういう意味でも今の大相撲は面白いのが伺える。
力士自身も以前このブログで書いた「怪力」照ノ富士や日本人力士の希望である遠藤、エジプトのボディビルダーだった大砂嵐、「Monster」逸ノ城など、今の大相撲はキャラが立っていて見ていても飽きさせない魅力がある。
そうした今の大相撲で個人的に面白いのが妙義龍(境川部屋)である。今回は前振りが長くなったが②では具体的な妙義龍の魅力を見てみたい。