筆者もこういうブログを書くようになり、今年(2015年)も色々なスポーツを見にいった。そうして様々な競技の応援を見ていると先日のブログではないが、応援している人たちもまた、スタジアムやコートで戦う選手に想いを託しているのを感じる。
応援と一口にいっても色々あった。伝統的な三三七拍子や和太鼓を使った気合いの入った応援。Jリーグのサポーターが自分の応援する選手毎に心を込めて作ったチャント(応援歌)やバスケットの試合で見たチアリーダーのパフォーマンス。プロ野球の試合で見た鳴り物を使った古典的な応援。
またサッカーのスタジアムには選手の名前が入った弾幕(応援に使う幕)がところ狭しと張ってある。
他にも筆者はもう20年ボクシングを見ているが、後楽園ホールの日本タイトルに挑戦するボクサーなどが花道を通ってリングに入場する時に、選手の職場の同僚や友人がその選手の名前が入ったお揃いのTシャツを着て、選手の名前が入った幟(のぼり=長方形の旗)を持って、選手の一世一代の晴れ舞台を援護する。
また高校野球ではブラスバンド部の演奏もあるし(「必殺仕事人」や「ルパン三世」・山本リンダの「狙い打ち」など)、コレオグラフィー(人文字)も有名だ。他にもサッカーの試合である応援の為の超大型フラッグなど、それこそ応援といっても様々な形態の応援があって、それもまた日本のスポーツ文化の特色の一つといっても過言ではない。
今、こうして応援の形態を述べてきたが、ただ一つ言えるとすれば、前述の通り会場に来てくれたお客さんは闘いの場に立つ選手たちにアツい想いを託しているのである。
選手はその想いをエネルギーに変えて闘わないといけないのである。〈②に続く〉