ここ数日スポーツとお金の絡みが少ない記事が多かったので、今回はダイレクトに「カネ」「ゼニ」に直結する下品なネタにしようと思った(笑)。
アスリートのバイト時代。う~ん。筆者もボクサー時代の思い出すのも身の毛がよだつような思い出という名のトラウマがザクザク湧いてくる。
しかし、今回はそんな筆者の甘酸っぱい(単なる胃酸の逆流)思い出は置いといて、アスリートのバイト遍歴を紹介したい。
一流アスリートのエリートにバイトは無縁と思うかもしれないが、意外とそうでもない。
世界中の野球人の憧れであるワールドシリーズのリングを持っているボストン・レッドソックスのクローザーの上原浩治も、高校卒業後にプロどころか大学の推薦もなく、浪人生時代に道路工事の誘導の旗振りのバイトや引っ越しの運搬のバイトをしていたのは知られた話である。
野球だと他にも広島の菊池涼介(ゴールデングラブ賞の内野手)も大学時代に4年間パチンコ屋でバイトしていた。
昨年(2014年)のソチ五輪でスキーのハーフパイプ銅メダリストになった小野塚彩那も稲刈りのバイトで遠征費を稼いでいた。こういうスポーツの場合は大会で地方に行くケースも多いが、全てのアスリートにスポンサーが付く訳ではないので、遠征費の捻出というのは競技人生を左右する死活問題だ。
こうして今回はアスリートがバイトでカネを稼ぐ手段を述べてきた訳だが、②では筆者のDNAのようなスポーツであるボクシングとサッカーについて述べていきたい。