先日中国武漢でサッカー東アジア選手権が行われた。Jリーグから召集されたハリルホジッチジャパンは衆知の通り、2分1敗の未勝利&最下位でこの大会を終えた。

筆者もこうしたブログをやる身分なので、東アジア選手権も一応チェックはしていた。今大会はベストメンバーではないにしろ、こうした結果になった事は少なからずショックを受けた。今回のブログでは極私的な東アジア選手権と現在のアジアにおける日本サッカー界の立ち位置を述べてみたい。

この大会を見ていてアジアサッカーというのは急速に力を付けてきている印象を素直に受けた。要は日本がアジアサッカーの盟主という座に胡座(あぐら)をかいていたのではなく、アジアの国々が日本以上に研鑽を積んでいたのだ。

 それこそバブル末期に発足したJリーグが当時のバブルマネーで世界中から当時の世界的プレーヤーをかき集めて、その頃の日本代表や他の日本人選手の能力向上に多大な影響を与えたように、今の中国スーパーリーグ(中国超級・別名・不動産リーグ)や先日アジア二次予選で引き分けたシンガポールの国内リーグ(Sリーグ)のように、アジアの新興国がマネーパワーで自国のリーグを有力選手招聘(しょうへい)で技術を進化させていった。

長くなったが②では具体的に北朝鮮や中国と言った国の選手のプレーについて色々述べてみたい。