これまでこのブログ内で言葉の重要性について色々述べてきた訳であるが、言葉の問題を克服する為には日本の野球選手(他のスポーツも)何をすべきか?という話である。
結論から言えば勉強するしかなく外国語習得に近道はないのだ。
世の中には聞き流すだけで外国語を習得出来る人も稀にいるが、筆者含めて大半の人はコツコツ勉強や練習するしかないのである。
話をスポーツ選手に戻すが以前日本人の大物内野手(もちろん二遊間)がメジャーの某球団に加入した。
しかしその選手は英語は行けばなんとかなると外国語習得を甘く考えていて、今言った内野の連携が当然うまくいかず最終的にメジャー球団から戦力外を受けて、日本の球団に出戻りした。
日本人の海外移籍の場合も(野球でもサッカーでもそうだが)選手がその国(そのリーグ)で成功する為には、何度も言うが身体能力や技術の他に外国語やその国に馴染み努力をするモノだが、成功した選手と言うのはそうした努力を当然の事のようにこなしている。
それは日本から出ていく選手もそうだし、日本に来る選手もそうだ。
余談だがアメリカ嗜好が強く日本でも英語の努力を怠らなかったエンゼルスの長谷川滋利も最初は全く駄目だったというし、スポーツではないが筆者の好きな女優であるハーフのホラン千秋も、父親がアイルランド人で日本でも父とは英語で生活していたから、アメリカのオレゴン州にある演劇学科の授業もなんとかなるだろうとタカを括っていたら、英語でもアメリカのネイティヴ英語と日本のノンネイティヴのそれとはかなりスピードや語彙で開きがあって、最初は授業についていけなかった、と自身のエッセイにあった(本人達の名誉の為に補足するが、彼らはのちに努力して現地で生活できるレベルの英語を習得した)。
日本で準備していたり、ハーフの人が日本でも日常的に生活で英語を使っていてもそうである。
しかしそれでも練習の合間にたゆまぬ語学習得の努力をしている選手がいるのも事実だ。
④ではそうした選手の努力を述べたい。