先日のブラインドサッカーの翌日に地元錦糸町の体育館で、セパタクローの全日本オープンという大会があった。地元で交通費も掛からない上に入場無料とあって、こういうブログをやっている身として観戦することにした。
セパタクローという競技を知らない人に競技内容を説明すると、セパタクローとは一言でいうと「足でするバレーボール」と思えばいい。
タイ発祥のスポーツで3人対3人で戦い、手にボールを触れては反則。ボールがコートに落ちたりアウトになったら1点。21点先取したら1セットで3セット中2セット取ったら勝利。ボールは3タッチ以内に相手のコートに返す。
また競技で使うボールは昔は籐(とう・家具に好まれる素材)が主流だったが、現在では強化プラスチック製のみとなりこの大会でもそのボールを使用していた。女子用のボールを触らせてもらったが、思ったよりかなり軽くて固かった。またセパタクローのネットもバレーボールのそれよりかなり低く張っていた(セパタクローのネットは男子1.55m、女子は1.45m)。コートの広さはバドミントンと同じである。
こうやってルールを見るとかなりバレーボールの要素が強い競技である。
タイ発祥の競技とあってタイ国内にはプロリーグも存在し、先日のNumber(2015年7月2日号)でセパタクロー日本代表の寺島武志選手の練習しているA3サイズ一面のカラー写真も掲載されていた(寺島選手もタイのプロリーグに所属)。またセパタクローはアジア大会の正式種目でもある。
今回筆者が見た大会はそのセパタクローの全日本オープンという大会で受付の女性に訊いたところ、この大会はセパタクロー日本代表の選考会も兼ねていると言っていた。
今回のブログはルール説明とセパタクロー界の現状だけで終わったが②では実際に見たことについて詳しく述べたい。