最近読み始めた漫画で「アオアシ」というサッカー漫画がある。主人公は四国の小さな街で育ったサッカー少年で、将来有望と言われながら問題を起こした為に地元でプレーする可能性を狭めてしまい、その後東京のプロサッカークラブのユースに方向転換するという話だ。

あまりここであらすじを言ってもネタバレになるのでここで止めるが、要はサッカーのユース世代の物語なのである。

まだ1巻しか出ていないので後々のストーリーは筆者も知らないが、この漫画を読んで(もちろん話の中身とは別に)気になることがあった。それを今回のブログのテーマにしたい。

それは先日読んだサッカーの新書にも繋がることでもあるが、ユースのセレクションに受験する候補生というのは(当たり前だが)そのクラブの育成組織に入りたくて受験する。それはバルサのカンテラでも日本の育成組織でもどこでも同じだ。

日本でも欧州でもその家族にとって子供の進路というのは、かなりの(1番の?)ビックイベントである。

その為「アオアシ」でもそうだがプロサッカーの育成組織に合格する為に、選手の両親は数少ない休暇を削って我が子のサポートに奔走する。

…しかし…

それでは今の代表やかつての選手にどれだけユース生え抜きの純粋培養の選手がいるという話である。〈②に続く〉