前回筆者はスポーツの世界でもただ客を待つだけでなく、集客や盛り上げる工夫が必要だという話をしたが、まだ書き足りないのでもう少し考えを述べたい。
冒頭のタイトルは筆者が勝手にブログの師匠としている人の本で「マーケット感覚を身につけよう(ちきりん著・ダイヤモンド社・2015年)」からの引用である。
この本で著者(ちきりん)は「これからの時代は知識や情報より、市場の潜在的にニーズを察知し、先駆的にそれを提供する『マーケット感覚』が重要だ‼︎」とあった。
筆者(独眼鉄)のような頭の悪い凡百の者にそれが出来るかはわからないが、その言葉自体は正しい。
しかし筆者がやっているスポーツビジネスという世界でマーケット感覚という考えというのは一体どういうことなのか?もう少し吟味してみたい。
筆者が考えるにスポーツの試合を見に来て貰った(コアなマニアではない)一般の一見のお客さんにはその競技以外の部分で盛り上げる努力というのをどれだけ出来るか?というのが鍵になる。〈②に続く〉