先日筆者はbjリーグを見にいった。これで今年(2015年)見にいったスポーツというのは、それまで定期的に見に行っていたボクシング・サッカー(ジェフ千葉)・大相撲の他に、アイスホッケー・フットサル・テニス・車椅子バスケ・(普通の)バスケットと5種目を足して8種目みたことになる。
当然筆者はこれだけでは満足しておらずまだ見ていないプロ野球やプロレスなど、時間とお金のタイミングが合ったら見に行きたい競技もまだまだある。
しかしこれだけ色々な競技を見てくると、それぞれの競技の運営方針などについて温度差を感じるのも事実だ。
筆者が最近ハマっている漫画に「とろける鉄工所」という作品がある。この漫画はスポーツ漫画でなくただ淡々と鉄工所の仕事を紹介する漫画である。
しかしその鉄工所の日常が面白いのだが、その中で鉄工所の溶鉄(鉄を高熱で溶かして加工する技術)の技能五輪という大会があって、登場人物がその大会に出場する話があった。
その話の後に作者の野村宗弘氏が「技能五輪は魅せ方次第で本物の五輪くらい盛り上がる。そのくらい面白い」と後書きで言っていた。
技能五輪はスポーツではないが、今日本には色々なスポーツがプロ化しているが、野村氏のこの言葉に日本のプロスポーツビジネスの将来が詰まっている。〈②に続く〉