そうして会場に着くなbjリーグの「アツさ」に圧倒された筆者であったが、他にもこの会場には楽しいことは多かった。

まず観客席にいるブースター(Jリーグでいうサポーター)のアツさである。

同じ時刻に代々木で対抗リーグであるトップアマ系バスケットリーグのNBLがプレーオフをしていたが、ここのブースターはそんなのお構い無しと日本唯一のプロバスケリーグのチャンピオンを決めることに熱中していた。

実際の試合はと言うとこれが何のスポーツでもそうだが、ライブ観戦というのは実やってみないとわからないということだった。

筆者が見たのは西地区決勝の滋賀対浜松の試合だったが、bjリーグの選りすぐりのチーム同士だけあって試合は拮抗したモノとなった。

浜松のベテラン172cm大口選手が相手の攻撃をスティールから速攻→レイアップシュートで得点を決めたシーンは、素人の筆者が見ても「良いシーン」と分かるモノであった。

他にも自分の目の前で黒人選手がダンクを決めたプレーというのは、鳥肌モノであった。

またバスケットというのは会場で見ているとコート上で選手達がバッシュの音が「キュッ、キュッ」と鳴る所が、それだけで会場に来た臨場感を味わえる。

「日本のバスケ?NBAならともかくbjは見る気しねーよ‼︎」と思っているあなた。一般のリーグ戦はともかく決勝大会は予想を裏切る盛り上がりなので、是非一度この熱気を体感してももらいたい。